国内外の流通拠点となる湾岸の物流センター内倉庫のため、『入荷』⇔『出荷』の作業の効率化改善を検討されていました。
特に大型トラックの駐車位置については、積み込む荷物の前に付けられているか否かをその都度離れた事務所から倉庫内に行って確認するという方法をとっていた為、
運転手を待たせることも多く、厳しい状態でした。
そのため、倉庫内の状況(特にトラック配置)を事務所にいながら映像で確認できたら…との考えに至ったようです。
まず、倉庫内でトラックを停める位置が3ブロックで計14ヶ所あり
倉庫内には支柱が複数あるという状況から、固定式のカメラでは相当数必要なため
上下左右、ズームワイド操作が自由自在なPTZカメラを選定。
このカメラにより、広い倉庫がたった3台のカメラによって網羅することができました。
録画機を社内ネットワークに組み込むことで、事務所内のすべてのPCで誰でもリアルタイム映像を確認することができるシステムを構築させてもらいました。
その他、トラックの入り口と出口に固定式のカメラを設置し
トラック事故やトラブル時の監視・証拠として録画機に接続。
これで業務管理のみならず、防犯としての効果も期待できます。
まず、画質の良さにびっくりされていました。
従来の防犯カメラは41万画素、今回導入いただいたものは200万画素…
ほぼ地デジ映像と同じ画質です。
逆光となる個所も、逆光補正機能で白飛びすることなくしっかり映し出し。
映像については、想像以上のものだった!と賞賛いただきました。
先日、使用状況の確認でセンターにご訪問したところ
倉庫管理担当の方が映像システムを使って効率よくトラックへ指示を出しておられました。
業者として、本当にうれしい瞬間でした。
今後もシステムフル稼働で、業務改善に役立つことを祈っています!!