工場　メガピクセルカメラ8台システム

プラスチック加工会社の工場内への監視カメラシステムの提案です。

今回は、営業時間外の防犯と、営業時間内の従業員管理が目的でした。

工場内で働いている従業員さんは若い方が多く、正直入れ替わりが激しいのが現状でした。

入れ替わりが激しければ作業効率を一定に保つことは難しく、それに決まった工程があっても、ついつい楽なやり方に変更してしまうことがあったようです。

こういった問題は工場を経営されている方であれば一度は経験をすることではないでしょうか。

そこで管理事務所に居ながら、または、深夜時間帯の作業を巻き戻してチェックが出来るようにする為に、工場内に複数台の高画質監視カメラの導入を決められました。

今回、ご提案をさせて頂いたカメラシステムは、次世代型のメガピクセルネットワークカメラシステムです。

カメラを設置する工場は3箇所あり、それぞれ事務所から離れた場所に工場が建っています。

事務所から離れているので、従来の防犯カメラシステムで構成すると映像線を引っ張りまわすことになり、途中で建柱などをしなければ事務所まで持って来れない問題がありました。

そこで、工事費のコストを抑えるため、各工場間に既設の社内ＬＡＮ環境を利用する構成で検討しました。

そうすることにより、社内のハブにカメラからのLANケーブルを繋げるだけでネットワークカメラシステムを構築することができるのです。

更に、社内ＬＡＮのトラフィックを圧迫しないように、ネットワークの仮想分割（ＶＬＡＮ）等のご提案も行いました。

今回のカメラ映像は、公衆ネットワーク環境に繋いでいるので、インターネット環境さえあれば、どこでも工場のカメラを見ることが可能です。

つまり工場内の映像を、海外出張に行かれている役員の方にも見ていただくことが可能ということです。

外出中にパソコンが無くとも、スマートフォンがあれば端末からでも工場内の監視をすることができます。

これが、工場内の見える化を実現させた弊社のネットワークカメラ提案になります。